風の詩

今日は素敵なタイトルにしてみました。

でもこれは自作のネーミングじゃないんです。

上の写真の左下部分にある
ガラスの作品名なんです。

「日向町の家」のアートワークのひとつ、
ミツヤアーキテクチュアルグラススタジオの
三ツ矢亮一氏の作品を紹介します。

内側から見ると



















こんな感じです。

下階の庭を望むピクチャーウィンドウの上に
このガラスはあります。

アップにすると


















このように
複層ガラスの中に
美濃紙を挟みこんでいます。

この壁は西側に面しているので
夕日の光が美濃紙の隙間から差し込んできます。

ちょうどこのプロジェクトの構想の時期に
建築家が照明器具の提案をする
「JIAあかり展」が行われていました。

原田設計ではこのガラスを利用して
裏側からライトで照らして、
「クリスタルなあかり」として出展しました。


















ライトをつかった光であっても、
自然の夕日の光であっても、
「風の詩」の美濃紙の繊細な表情は、
豊かな空間を与えてくれます。

by uehara(staff)